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愛しの忠清道サトゥリ(方言)01 

皆さん こんにちは!
岐阜・大垣の韓国語教室「サンリ語学堂」の舟橋です。

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(韓国映画の中で話される地域別の方言を使った演技 忠清道篇)
  
さて、韓国語と一口に言っても実はいろいろな方言があります。
授業ではソウル方言をもとにした標準語を学びますが・・。

韓国語の方言で有名なのは釜山方言、全羅道方言だと思います。

そんな中、私が一番好きなのは忠清道(ちゅうせいどう、チュンチョンド)の方言です。
忠清道はソウルの南側。

最初に忠清道の方言(=サトゥリ 사투리)の存在に気付いたのは、
映画「亀が走る」でした。

字幕なしで見たのですが、当時この映画の会話がなかなか聞き取れなくて、ショックを受けたのですが、それが方言由来だということは後で知りました。
その頃から、映画やドラマで忠清道のサトゥリが出るたびに耳を傾けてきました。

方言というと、特殊な単語を思い浮かべるかも知れません。その地域固有の語彙もあるでしょう。

でも、それよりもイントネーション(抑揚)こそが方言の特徴だと思います。

忠清道の方言は、のんびりと話すことで有名です。
これはいくらか戯画化されていて、よく物まねされるのですが、私は実際に忠清道の方言を生で聞いたことがないので、分かりません。
(日本で私が出会った韓国人は大半がソウル首都圏や釜山など大都市の出身者)

特徴的な語尾としては、
(標準語) ~있는데
が、
(忠清道) ~있는디
となるようです。

イントネーションは文字でおこせないので、皆さんも忠清道のサトゥリが出て来るドラマや映画をご覧になった時に、耳を澄ませてください!
その心地よさにうっとりしますよ!

충청도 사투리 01

(2024年6月11日)

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by guputa77 | 2024-06-11 08:27 | 韓国映画