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映画「タクシー運転手」と「光州5・18」GYAOで無料配信中!

안녕하세요!
岐阜の韓国語講師、舟橋寛延です。

コロナ禍でまだまだ自宅で過ごす時間が多いと思います。
動画配信サイト「GYAO!」で、現在無料配信中の韓国映画を2本、おススメします!

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     「タクシー運転手 ~約束は海を越えて~」


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    「光州5・18」
 (日本公開名と原題が違いますよね。この点も調べてみてください。興味深いですよ。)


どちらも1980年に韓国南西部の都市光州で起きた事件を描いています。

朴正煕(パクチョンヒ)大統領による独裁政治は、1979年、彼が側近に暗殺されることでいったん終わります。
その後、全斗煥(チョンドファン)たち軍人がクーデタにより政権を掌握します。
そんなさなかでおこった民主化運動を武力で弾圧した事件、事態を描いた作品です。

「タクシー運転手 ~約束は海を越えて~」
無料配信 10/18まで
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「光州5・18」
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このブログを読む若い世代は知らないでしょうが、韓国はようやく1987年に民主化を達成します。
日本がバブル経済へと向かっていた時代です。

いま10代~20代の世代にとっては、
「はあ?そんな昔の話をされても・・・。まだ生まれてないんですけど」
という反応かも知れません(苦笑)。

でも、いま50代以上の世代にとっては1980年代の出来事はほんのちょっと前のことにように思われるのではないでしょうか。

この光州事件は、現代の韓国の原点といっても良い重要な出来事です。
韓国ではそもそもある時期までは報道管制もあり、大っぴらに語ることができなかったといいます。

ぜひご覧いただきたく思います!

ところで

そうそう、思い出しました。
10年以上前に、映画「光州5・18」を見た感想を別のブログに書きました。
  
2009年11月に書いた文章を下に貼り付けますね!
  ↓ 

韓国映画「光州5・18」をDVDで見ました。
日本でも一部ではかなり評判になったものです。

1980年5月の韓国光州市が舞台。
軍事クーデタに抵抗する人々とそれを弾圧する軍隊。
非常戒厳令がひかれるなか、ふつうの民間人が自分の家族や友人、街を守るため戒厳軍と戦った一週間あまりを描くものです。

当時の韓国を知るひとにとって平静ではいられないでしょう。
私はリアルタイムでは知りませんが(当時11歳)、大学に入学したころ1987年6月の民主化運動を見ていた世代です。

韓国人の友人や在日の先輩から
「光州でいかにひどいことが引き起こされていたか」
を聞きました。本格的な調査が実施されたのは金大中政権のころだったかと思います。
そしてこうして劇映画になるまで四半世紀以上の年月が必要であったことを感慨深く思い出します。

見ている間じゅう、涙がこぼれてこぼれて・・・
戦場ではない、平凡な街並みに装甲車がかけめぐり、銃弾が飛び交う・・・

最初の一斉銃撃のシーン。
対峙する軍とひとびと。そこへ正午の「愛国歌」(国歌)が有線放送でしょうか街に流れます。
兵士も街のひとびとも、思わず居ずまいを正し、愛国歌を斉唱している最中、指揮者の号令にしたがい戒厳軍の銃が火を噴きます。
逃げ惑うひとびとや硝煙、血しぶきの背景では、変わらず朗々と愛国歌が流れているのが何ともやり切れません。

映画そのものの美しさとしては、主人公達が映画を見に行って、そこへ催涙弾が打ち込まれ、あわてて劇場出口に姿を現した群集が、ドッと逃げ惑うシーンを上げたいです。
画面むかって左に逃げる主人公たちと、不安げに揺れながら水平にパンするカメラ。
素晴らしい臨場感でした。

自分が子どもを持つ立場になると人が銃で撃たれたり、棍棒でなぐられるシーンを見るのがイヤになるようです。
また、かつてであれば光州市民側にのみ肩入れして見たでしょうが、今は鎮圧する軍の側もつらいだろうなあ、と感じてしまいました。

悲しい結末をむかえる映画ではありますが、この事件から7年後に民主化が成立し、やがて長く続いた軍政が息絶えたという事実に、ただただ救われるのみです。

(2021年9/26)

舟橋寛延(ふなはし ひろのぶ)
韓国語講師 10年以上の経験あり。
携帯電話 09079575911

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by guputa77 | 2021-09-26 09:11 | 韓国映画